off vocal 12
off vocal 集
長い約束
5分前にできた世界で 3秒間だけ生きている僕のことを 見つけ出してくれたあなたに ひとつだけ聞いてほしい願い事 100年後の今もきっと 変わらない姿でいるから 眠る前に小さく微笑んでください それ以上 理由なんて要らない 長い長い約束をしよう 永遠も絶対も信じたくないよ 別れの言葉になんかしないけど 歩くために またいつかねって サヨナラ 流れ星 今日だけ涙は見逃してね 流した音 紡いだ詩 全部持っていくから 長い長い約束をしよう 永遠も絶対も信じたくないよ 別れの言葉になんかしないけど 歩くために またいつかねって。。。 長い長い約束をしてよ 永遠も絶対も信じられないよ 別れの言葉になんかしないから 守るために またいつかねって サヨナラ 流れ星 今日だけ涙は見逃してね 明日は今日より笑っているから 5分前にできた世界で 3秒間だけ生きている僕のことを 見つけ出してくれたあなたに ひとつだけ聞いてほしい願い事
ありきたりな歌
冷たい雨が降る場所で 無力なふたつの手のひら 僅かな光に縋り付いて 朝が来ることだけを祈っていた どんなに小さなきっかけでもいいから 震える手足を解けるように ありふれている言葉ならば あなたの声で聴かせてほしい ありきたりな歌を歌う 私の声はどこまで聴こえているのだろう 記憶のすべてを失くす瞬間は あなたの隣がいい 黄色い花が咲く場所で 開いたふたつの手のひら 微かな炎にしがみついて 夜が行くことだけを願っていた どんなに大きな間隔でもいいから 震える心を解けるように ありふれている旋律なら あなたの音で伝えてほしい ありきたりな歌を歌う 私の音はいつまで残っているのだろう 記憶のすべてを失くす瞬間は あなたの隣がいい 手探りの日々が過ぎていく どこにいるのかもわからなくて 立ち止まりたくなってしまう 青い鳥はまだ遥か彼方 もう一度だけ ありふれている言葉ならば あなたの声で聴かせてほしい ありきたりな歌を歌う 私の声はどこまで聴こえているのだろう 記憶のすべてを失くす瞬間は あなたの隣がいい
タイムラプス
まばたきをしているうちに 七変化の時間割 右も左も初めましてで ソワソワしている 背伸びをしながら歩いていたら つまずきそうになっちゃったけど ヘッドフォンかけて行こう イントロが流れるステージへ 最高! でも足りなくって もっともっと歌いたくって 鳴らしてよ これからも 気が付けば ほら 積みゲー状態 曖昧! でも割れなくって ずっとずっと目指したくって 描いてよ 好きなことを好きなように 高鳴るままに 星も見えない夜には 綺麗な嘘を飾って 前も後ろも探り探りで ドキドキしている 口遊みながら踊っていたら 曲がり角で出会っちゃったけど マイクチェックして行こう 泣いても笑っても花丸 最低! でも懲りなくって もっともっと解りたくって 刻んでよ いつまでも 振り向けば ほら たしかな足跡 大概! でも晴れなくって ずっとずっと透かしたくって 並べてよ したいことをしたいように 繋がるままに 色んな音を重ねていたら もう戻せなくなっちゃったけど 水平線の向こうへ 果てまで木霊するステージへ 最高! でも足りなくって もっともっと歌いたくって 鳴らしてよ これからも 気が付けば ほら 積みゲー状態 曖昧! でも割れなくって ずっとずっと目指したくって 描いてよ 好きなことを好きなように 高鳴るままに 高鳴るままに
せかいがまわる
まわる せかいがまわる まわる まわりつづける まわる せかいがまわる まわる そらはあおい くもはしろい はるにであい なつはあつい あきにわかれ ふゆはさむい くりかえしてる くりかえしてる うえはたかい したはひくい あさにおきる ひるはあるく よるにねむる ゆめをえがく うたをうたう ひとりうたう いつまでも いつまでも となりには いられない いられない きょうも まわる せかいがまわる まわる まわりつづける まわる せかいがまわる まわる いつまでも いつまでも となりには いられない いられない きょうも まわる せかいがまわる まわる まわりつづける まわる せかいがまわる まわる うたをうたう ひとりうたう うたをうたう ここでうたう
羅針盤
流れた雫が光になる 零れた言葉が印になる ここから抱えていけるものは 小さな 小さな花束だけ 遥か彼方 長い旅へ いまはひとりで 空を見上げよう 伝った微熱が形になる 集った木霊が襷になる ここへと残していけるものは たしかな たしかな足跡だけ 遥か彼方 長い旅へ いつかふたりで 空を見上げよう 溢れる期待よ形になれ 描ける鼓動よ襷になれ 遥か彼方 長い旅へ いまはひとりで 空を見上げよう 遥か彼方 長い旅へ いつかふたりで 空を見上げよう 光になれ 印になれ
音の鳴るほうへ
埃にまみれた自由帳には 三角鉛筆で描いていた つたないらくがきたち 今も色あせないな 何もかもが大きく見えていた おさまりきらずにはみ出していた 桜の花びらたち 風に乗って遥かへ 期待と不安を抱きしめて 鏡に唱えたおまじない 木霊が辿り着いた場所で 笑っていてほしい 鞄の奥底に眠った 記憶をまだ憶えているかな 名前のない朝に震えて 動くこともできないままで 叫んでみた 同じ声で 大丈夫って聴こえる そんな気がして 涙と笑顔の便箋には 万年筆で走り書きした 騒がしい五十音たち 今でも鮮やかだな 繰り返しながら歩いてきた 出逢って別れてまた出逢った 桜の花びらたち 舞い上がって彼方へ 光と形を詰め込んで 硝子に透かした一人旅 並木を通り抜けた場所で 振り返ってほしい 釦の間隔をなぞった 昨日を憶えていたいから 夜明けの気配が近づいて 解くこともできないままで 呟いていた 同じ声で 大丈夫って聴こえる そんな気がして 小さな箱の中で 膝を抱えていたけど 耳を澄ましたら ほら 流れ続けている この声も連れていって いつかの分かれ道へ 音の鳴るほうへ 鞄の奥底に眠った 記憶をまだ憶えているかな 名前のない朝に震えて 動くこともできないままで 叫んでみた 同じ声で 大丈夫って聴こえる そんな気がして 大丈夫って聴こえた そんな気がした
わらべうた
手と手に誘われて めくるめく輪の中へ 目と目に憧れて 繰り返す輪の中へ 揺れている木漏れ日 走る影法師 微睡む温もり 回るかざぐるま つむじ風吹いて 通りゃんせ通りゃんせ 日照り雨過ぎて 響くわらべうた つなぐ手と手に誘われて めくるめく輪の中へ かわす目と目に憧れて 繰り返す輪の中へ 触れている結び目 光る道標 遠のく黄昏 泳ぐちぎれ雲 流れ星越えて 通りゃんせ通りゃんせ 朧月見えて 響くわらべうた つなぐ手と手に誘われて めくるめく輪の中へ かわす目と目に憧れて 繰り返す輪の中へ かごめかごめ かごのなかのとりは かごめかごめ いついつでやる よあけのばんに つるとかめとすべった かごめかごめ うしろのしょうめんだあれ 手と手に誘われて めくるめく輪の中へ 目と目に憧れて 繰り返す輪の中へ つなぐ手と手に誘われて めくるめく輪の中へ かわす目と目に憧れて 繰り返す輪の中へ めくるめく輪の中へ 繰り返す輪の中へ
いつかのこと
夕焼け空 駆けだす赤 見惚れていた いつかのこと 凍るように 止まる時計 響いていた 不思議な音 四角の窓から眺めていた 少しずつ移り変わっていた 雨に打たれ 風に吹かれ 待ち合わせていた場所で もう一度だけ もう一度だけ あなたの話が聴きたいだけ 月が流れ 歳を重ね もう一度だけあなたに 朝焼け空 広がる青 見上げていた いつかのこと 解けるように 回る時計 鳴り始めた すべての音 開いた両手に溢れていた 少しでも多く覚えていた 涙の日も 笑顔の日も 願いが叶う場所で もう一度だけ もう一度だけ あなたの歌が歌いたいだけ 星が流れ 旅を重ね もう一度だけあなたに もう一度だけ もう一度だけ あなたの話が聴きたいだけ 月が流れ 歳を重ね もう一度だけあなたに もう一度だけ もう一度だけ あなたの歌が歌いたいだけ 星が流れ 旅を重ね もう一度だけあなたに 逢いたいだけ 逢いたいだけ。。。
電波ジャック
立ち上げ3秒の果てに メトロノーム鳴りっぱなし ヘッドフォンかけて 空回して ノイズだらけになった 波形に鬼コンプレッサー 音割れなら怖くはない 目指せインスタント 3分の電波ジャッカー 降り止まない雨のように 吹き抜けていく風のように ひとりぼっちで揺らめく レイニーデー サンデー ひまつぶしにもなれない ロンリーダンス タイムアップ くしゃくしゃに丸まっている オンリーワン ボイスバンク 書いて 消して 繰り返して 疲れ切ってしまっている レイニーデー サンデー やめられないとまらない ロンリーダンス タイムアップ むちゃくちゃな拍を刻む オンリーワン ボイスバンク 描いて 消して 繰り返して 電波ジャッカー 詰めかけ3秒の果てに デシベル振り切れっぱなし セットリストから 並べたまま 荒削りのトラッカー はみだしノーマライゼーション 忘れずにかけてプラグイン パスはイコライザー 3分の電波ジャッカー 咲き誇った花のように 横たわった芝のように ひとりぼっちで揺らめく レイニーデー サンデー ひまつぶしにもなれない ロンリーダンス タイムアップ くしゃくしゃに丸まっている オンリーワン ボイスバンク 書いて 消して 繰り返して 疲れ切ってしまっている レイニーデー サンデー やめられないとまらない ロンリーダンス タイムアップ むちゃくちゃな拍を刻む オンリーワン ボイスバンク 描いて 消して 繰り返して 電波ジャッカー メトロノーム鳴りっぱなし デシベル振り切れっぱなし 嘘も真も 酸いも甘いも バランスよく三角食べして でたらめに浮かべたメロディ 追いかけ続けていたロジック 知らないフリして すまし顔している あなたこそが電波ジャッカー ひとりぼっちで揺らめく レイニーデー サンデー ひまつぶしにもなれない ロンリーダンス タイムアップ くしゃくしゃに丸まっている オンリーワン ボイスバンク 書いて 消して 繰り返して 疲れ切ってしまっている レイニーデー サンデー やめられないとまらない ロンリーダンス タイムアップ むちゃくちゃな拍を刻む オンリーワン ボイスバンク 描いて 消して 繰り返して 電波ジャッカー 電波ジャッカー。。。 「ねえ、電波ジャッカー?」
時間旅行
怖い夢を見たなら 眠れるまでふたりで もう一度話そうよ 昔の話をさ 期待していないなんて 隠しきれない言葉 もう一度歌おうよ 懐かしい歌をさ タイムマシンに乗っていく 夢の時間旅行 ソフトクリームが溶けるまでには 帰ってきてね 怖い夢を見たんだ 眠る君の隣で もう二度と会えないの? 目の前にいるのに 不安さえ愛せたら 伝えきれない心 もう二度と言えないの? 目の前にいるのに タイムマシンに乗っていく 夢の時間旅行 ソフトクリームが溶けるまでには 帰ってきてね ねえ 流れ星 ……ねえ、流れ星。 タイムマシンに乗っていく 夢の時間旅行 ソフトクリームが溶けるまでには 帰ってきてね タイムマシンに乗っていった 長い時間旅行 ソフトクリームは溶けてしまった こわいゆめをみたなら ねむれるまでふたりで もういちどはなそうよ むかしのはなしをさ